本田的生活 その12 

もちょっと劇的にいこうかと思ったが あっけなく公道デビュー??
と思いきや2転3転・・七転八起・・七転八倒・・人生流転・・奇妙奇天烈・・摩訶不思議
と本田的生活12のテーマは「夫婦の絆」である?
←その1
エンジンを積み込み ま〜これは前回と同じ写真ですが

2006年5月にエンジンの積み込みが終了した。オイルをいれ冷却水をいれ各部を点検 とりあえずプラグ穴からオイルを垂らし、プラグコードをはずした状態でクランキング、特にに問題なく「キュン、キュン」と回る・・・・とりあえず一安心
で今度はプラグコードを付けていざ本番、ちょっとぐずったがこれもあっけなくエンジンがかかる。恐る恐る少し回転をあげてみる
ブブブ・・・ブオン  ブブブ・・・ブオン なんかひっかりながら回転が上がる感じ ま〜タペット調整と点火時期もいい加減だしこんなものかと思いつつ点火時期の調整をする・・なんか変どうやっても調整できない、
ある程度回転をあげるといい感じでも・・よくわからん
変な状態のままエンジン回して壊れたら何にもならないので
ひとまずエンジンはかかったのだから良しとして先へ進む事にする

予定ではエンジンかかったらさぞ感動するだろうと思っていたがそれほどでもなかったな〜笑
←その2

フェンダーを取り付けるのだが初期型は頭が8mmのボルト
案の定、はずす時に半分くらいはさびて切れた
でパーツリストから部番を探しディーラーへ発注したら頭が10mmの
ボルトが届く(後期型からは ワンサイズ太くなってる)
どうしようか迷ったが ここは後期型のほうがどう考えても良いので
1本づつタップでねじを切る。
ここで失敗しようものなら・・とても厄介
けっこう気合を入れて息止めて  成功!!
←その3

はい出来ました〜 だいぶ形になってきた
塗装するにはスペース的に狭いためいつもの整備工場に電話
「すいません、おおよそライフが出来たんで塗装お願いします。えっとペーパーは全体にかけてあります。それとエンジンも積んだので最後の微調整お願いします」
(アイドリングが安定しないとか余計な事は言わず、ここは微調整という表現を使う)
「塗装、そんなの自分でやれよ・・うちは忙しいから出来ないぞ」・・・と
こう言うと思ったので
「いや、本当はここまで来たら最後まで自分でやりたいのですが車庫の横幅がなく無理なんですよ〜お願いします。それと・・搬送車でお願いします」
「うん。しかたないな〜、このところ、ちょっと詰まってるからまた連絡するわ」と・・・ま〜あまりしつこくいうと怒られるので、この辺にしておく、(別にただでやってくれと言っているわけではないのだが・・ま〜すぐには払えないけど 笑)
←その4
たしか工場にお願いしたのが5月下旬
同時期にひょんなきっかけでホンダクラブマン1型が我が家にやってきた。写真ではまあまあだが実物は・・(本当はCB72が欲しいが笑)
エンジンはシルバーの塗装・・・刷毛塗り
スペアのライフといい、おれは刷毛塗りってのに縁があると見える。タイヤがひび割れしていたので交換し近所を試運転
車に乗ってるときは「バイクは邪魔だな〜」とか思ったが
バイクに乗ってるといきなり割り込んできたり車の野郎は勝手だな〜と笑(どっちにしても人間は立場によってこう変わるものか・・と実感)
でも先日相当危険だったのはバイクで走行中
前に非常点滅灯を付けた車が路肩に・・助手席の女性がタバコの自販機でタバコ買って乗り込むや否やいきなり発進後さらに右折もうひとつおまけに、転びそうになった私に「おまえなんちゅう運転してんだ」というような顔で見て非常点滅灯を付けたまま走り去っていったオヤジ
・・お前いつか死ぬぞ・・と思ったが人間は皆「平等」にいつか死ぬもんだった はははは
←その5

でもおれも危なかった
なんかブレーキ利かないな〜と思ったが まあ20年近く前のバイクだしこんなもんだろうと思っていたら
リアブレーキのライニング剥離してました・・
お前いつか死ぬぞ・・ってのは
自分の事だった〜 あ〜危なかった〜

(クラブマン 1型は1983年12月〜1987年2月の間販売)
←その6
ところで本題に移ろう
整備工場から連絡のないまま早9月になった。
ま〜すぐには手をかけてもらえないだろうと思っていたが
実は現在の足車が9月末で車検切れ
相当な距離を走っているのでかわいそうだが廃車の運命
そうなるとこのライフが私のファーストカーであるからして
是が非でも今月中に完成しなければならない。
いくらなんでもそろそろと思い工場へ出向く
「そろそろ家のライフ・・どうすか・・??」
「おう〜ライフな〜ごめんごめん忙しくて、えっと9月○日
取にいくからな〜でその後の連休は工場好きなように使っていいから手伝いに来いよ」 ・・・・・・ 「わかりました」

数日後ライフが工場へと引き取られていった。
心なしかライフの後ろ姿が寂しそうに見えた。

←その7
2〜3日後 工場より電話
「おい あのエンジン何よ・・ぜんぜんだめだぞ、圧縮ないし点火時期はさっぱり合わないし・・やめたほうがいいんじゃないのか」
唖然・・・まいった・・「えーと、どこが悪いんでしょう?」
「はっきり言ってお前が組んだエンジンだからな、全部疑わしいな、それとタイミングベルトもずれていたぞ・・こんなとこはきっちりあわせなきゃだめだろう、こんなの素人もプロもないぞ」・・
「いや確かにそうですね、すいません。しかしどう考えても、腰下は大丈夫だと思うんです。きっちり組みましたから。ヘッドはスペアエンジンからはずして持っていきますんで、現時点ではヘッド不良ということで作業進んでください。ヘッドガスケットすぐ手配します」と言ってすぐさまネオライフさんにヘッドガスケット発注・・このエンジンは穴がちと大きいのでそれ用のガスケットを使う
ネオライフさんから「在庫ありますんですぐ送ります。でもどうしたんでしょうね。原因わかったら教えてください」と迅速な対応(なんかこの表現ヤフオクみたいです笑)
はずしたヘッド・・真っ黒
←その8

大急ぎでスペアエンジンのヘッドを実家にはずしに行く
実家とはいえすでに弟の所有でここの車庫を借りてスペアカーを入れてある。弟にはスペアカーとは言わず・・いずれ直すんで置かせてくれと言ってあるためヘッドをはずしている私を見て弟が「そんな事したら車に乗れなくなるんじゃ・・・?」と怪訝な顔をしていたがそこは長男の威厳。「いや、これはずして直すんだわ・・大丈夫、大丈夫・・笑」、急いでいたもんで乱暴なはずし方して スマン
で工場に届けあとは運を天にまかせる
腰下の不具合ではない事を祈る

その後工場から電話
「ヘッド変えたら大丈夫だな〜」
「どこが悪かったんでしょう・・・」
「調べて無いからよくわからんけど・お前の組んだエンジンだからな はははとりあえずエンジンは大丈夫そうなんで部品の発注するからな、で連休2回あるから自分で塗装やれよ・・工場好きなように使っていいからな」

「あ・・あの塗装はそちらで・・」と言いかけたが一方的に電話を切られた
←その9
という事で9月17日〜18日の休日に工場へ
でドアが微妙にへこんでいる。はっきりしたへこみはまだ直しやすいが全体に微妙にへこんでいる場合はとても難しい(と思う)で工場のオヤジ(面と向かっては言わないけど)に聞くと「これは板金しないとパテ硬化の熱でひずむからだめだぞ」と・・板金後「自分でパテを付けてみろ」というので私がパテを塗ると・・・
「いや〜素人だから下手なのは仕方がないけど、お前下手過ぎるわ・・そんなやり方でよくここまで仕上げたなその努力はかうわ」と・・
ほめてるのかけなしてるのかわからん発言(笑)で結局やり直してもらったのだがプロと素人の差をまざまざと・・まずパテ台でこねた時点でぜんぜん違う私の場合は(子供の泥遊び状態)、プロの場合(まるでパテが表面張力でももったかのようにきれいに丸まった、さらに巣穴なしへら跡もなし)、私ならおそらく日曜日4回分の作業
・・・
←その10
パテ塗りがいいとペーパー掛けも早い、うまい、きれいという事なし
この時点で 屋根とボンネットのでこぼこ(私のパテでもっともうまくいったと思っていたところ)の指摘をうける。
「ほら、触ったらわかるだろ」と言われるが
ぜんぜんわからなかった・・
ボンネットは鉄板が伸びきっているんでパテだけでは修正不能と言われる。正直迷ったのだが、ここでつまづいていては今月中の公道復帰ができなくなる 従って細部には目をつぶって次の作業へと進む事を(まさに断腸の思い 笑)決断する。
←その11

ライフとは関係ないのだが昭和5?年のマークUかなんかのタンク。長期間車庫にあった車を走れるようにしてくれとの依頼らしいのだがガソリンタンクが使用不能らしい。
「中にナットかなんか入れて洗浄してコーティングしたらどうですか」と言ったが「車のタンクは中に仕切りがあるんでそう簡単にはいかないし、普段乗れる状態にしてくれって言われてるんでな〜、新品部品は欠品だし、他車種で流用できるものがないか探してるんだ」との事。
「いっそのこと安全タンクにしたらどうです」
「最悪はそういうことになるかもしれないけどそれだと、著しくオリジナリティを損なうからな〜」
と・・・そういえば工場のオヤジはオリジナル志向がとても強いんだった
←その12

で話をライフに戻そう
工場のオヤジは「今日おれキャンプ行くからな〜、あとはペーパーかけてマスキングしとけよ」と言って
なんかトヨタのマイクロバスのキャンピングカーに乗って出かけて行った。
ありゃ〜とも思ったがま〜単純作業なんで
一人でしこしこと・・
旧車には鉄板ホイールというのが私の好みであるが、手持ちのホイールはデザインが皆バラバラ笑
たまにはアルミホイールもいいかなと思ってヤフオクで買ったATSのホイールはオフセットが合わずフェンダーからはみ出してとても履けたもんじゃない笑、現在ヤフ○クで鉄ホイール入札中
(これ見た人邪魔しないでね 笑)
←その14  (相変わらず13とばし笑)
なんかマスキングにも飽きてきたのでヘッドライトの配線でも
本来はライトを換えると〜顔つきが変わるのでいやなのですが、日常の足として考えると シールドビームは非常に見えない(ちなみにSRはシールドビームなので夜は走りたくない)・・でSRについてきたハロゲンに変更する。
リレーをロービームとハイビームに分けたがこれだとロービーム側の配線あるいはリレーに問題があったとき両目とも点灯しなくなるので今後改善の余地あり。夏なら生きている方のリレーへ配線を差し替えればいいのだが・・・ここは北海道である田舎の国道の猛吹雪の中で車なんか止めてそんな事をしていたら追突される。猛吹雪の中ではなにがあろうとも「泣きながら走り続けるしかないのだ 笑」
だいぶ前であるが新車を買って冬に地方へ行くのでその頃ちょっと流行ったゴムチェーンを買った。スパイクピンがついているのでアイスバーンでは若干有利だったような気がする(たいした事ないけど笑)峠に差し掛かったあたりで一寸先も見えない猛吹雪
・・とそのときバラン・・バラン・・バランとこんな音・・チェーン切れた・・新車のフェンダーに傷つく・・止まったら追突される・・泣きながら走った・・
←その15
一気に作業が飛ぶが9月下旬、塗装完了・・工場のオヤジ7割私が3割ま〜垂れてるとことかは私の作品笑 マスキングの失敗などなど細部を見ると・・見なかったことにしよう 笑
だが まあまあの出来栄えだと思っている。
塗装中は写真など写す余裕などあるはずもなく、写真はありません。で外装部品を付けるがウインカー系がことごとく接触不良スペアカーのも、ヤフオクのジャンクも・・すべて笑
なんとか556など吹いてごまかし車検準備
特に問題なく車検完了が9月30日
で部品がなくて困っていたフロントウインドウのゴムは
同じ北海道のライフ乗りのtedmanさんから代替部品情報を教えてもらう。
 tedmanさんこの場を借りてお礼申し上げます。

tedmanさんのHP
http://potato4.hokkai.net/~tedman/
←その16
一応OH済みのエンジンなので慣らし運転で4000以下に回転を抑え(本当はもっと低回転にしたいとこだが車速との関係で)工場から家まで走行する。途中国道を重機が走行、片側1斜線のため皆順番に抜いていく・・「まずい、大丈夫だろうか・・おれの番だ」後ろの車はそうでなくともぴったりとくっついてアオリ気味、よしライフいくぞと心の中でつぶやいた私は中央のスミス製のレブカウンターに目をやり4速から3速にシフトダウン、アクセルを全開にする、強烈な加速感が体をシートバックに押し付け、周りの風景が一瞬にして後方へと飛び去った。クオーンという乾いた排気音を残して重機はおろかその前を走っていたフェラーリF355まで抜きか・・すいません・・また空想の世界へ行ってました笑 (ギュイーンと普通に追い越しました)

その後家に持ち帰り今日の日のために準備してあった初期型のグリル装着、センターにあるホンダマークを逆につけていたんで取り付けの際戸惑ったのはここだけの話にしておこう。当初予定していたルーカスタイプのミラーはどうも違和感がありやめにした。が純正ミラーのステーは長すぎてしっくりこないで某車種の前期型ミラー装着「うーんかっこいい」笑
←その17
通勤にも使い絶好調〜とあちこちのBBSに自慢していたら
10月9日、前の日まで絶好調だったエンジンがまったくウンともスンともいわなくなった・・異音などの前兆もなく時々エンジンがかかるが・・一気に止まる。ここから電気系、燃料系をすべてチェックというかスペアと交換(電磁ポンプ、コイル、キャブ、燃料フイルターその他)症状の改善が見られない・・朝からやって深夜12時・・まいった、ひょっとしてガス欠とか・・(燃料計があてにならないので距離で燃料を補給しているが・・勘違いしてガス欠??)自転車にタンクを積んで近所のセルフスタンドへ手も服も顔も真っ黒、腹も減ってる、自転車で走りながら「俺なんでこんな事してるんだろう・・」と正直思った。
燃料を入れエンジンをかける・・何事もなかったかのようにエンジンがかかりアイドリング・・10分・・20分、ああ・・ガス欠か〜ああ〜なんてこったい。念のため近所を一回り おお大丈夫・・・・ではなかった
自宅から20mくらいのところでいきなり止まってそれっきり、平地なら一人で押して戻ってこれるのだがあいにくとゆるい傾斜がついている一人じゃ無理だ、家に戻り寝ていたうちの配偶者に手助けをお願いする。着替えて黙々と押してくれた。(写真は頭にきて引きちぎったガソリンホース笑)
                       −−−−−でここが今回のクライマックス 笑−−−−−−−−−
正直な話、押してもらいながらおれは泣きそうだった。こっちは好きでやってるからいいんだけどうちの奥さんには関係ない事。
こんな深夜にそれも家の近所で・・ううう・・すまん・・。ライフが調子悪いのと、さっき自転車でガソリンを買いに行ったときの惨めな気持ち、それとこんな事手伝わせてという罪悪感・・本当に泣きそうになっていた。そのとき心に誓った「この先、年取ってもしお前が寝たきりになるような事があったとて、おれが誠心誠意世話をするからな」・・しかし、どうひいき目に見ても不摂生の賜物のような生き方をしている私が先に寝たきりになる可能性が強い 笑 彼女はどう思いながらライフを押していたかは定かではない、しかし私の側から言わせてもらうなら「夫婦の絆」は深まっていった。
 ははは
←その18
翌日はやむなくバイクで出勤、その日は早めに帰り無意味だと思ったがプラグを交換・・・エンジン復活・・1時間アイドリングOK・・近所試運転OK・・あいや〜原因はプラグか〜。でさらに翌日はライフで出勤・・ところがあの悪夢がまた。信号を通過したあたりで失火・・アクセル吹かすもエンジンストップ。今まで悪そうなところはすべて交換(交換した部品も悪いって可能性は否定できないけど)残るはポイント周辺もしくは進角装置の引っかかりか、という事で路肩でボンネット空けて進角装置部分を手でグリグリとスライド。その後何事もなかったかのようにエンジンスタート。おう〜ここだったのかと思い会社にたどり着くが・・エンジンを止めたらそのあとはかからない、どうしようもなくなっていつもの工場に電話、今までの事情をすべて話す。「うーん進角じゃないだろうな・・ポイントからコイルへ行く線リークしてないか・・調べてみろ」と・・ポイントカバーを空けてエンジンを回す 一旦かかったがその後ストップ途方にくれながらエンジンルームをボーっと見つめる。あれ・・なんか青白く光ってる・・ポイントからコイルへ行く線だ

中で切れてる・・ああああああ〜こんな事だったのか
今までの作業はいったい・・

(赤丸で囲ったあたりが断線しておりました
という事で現在は好調で通勤、レジャー、冠婚葬祭・・(そういえば先日法事があったのだが・・親戚のおじさんとおばさんを送る羽目に・・二人ともとても常識的に生きてる人で車については何も言わなかったがけっこうびっくりしていたと推察される ははは)



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