本田的生活 その15 

フルトラ装着 後編

ガバナーの野郎に翻弄される
ガバナーの野郎に翻弄されるその1

フルトラの装着が終わり点火時期をあわせた
ところが一旦回転を上げて進角するとその後は元に戻らなくなる現象に悩まされた。何度もデスビー付近をばらしては組みなおし

仕組みとしては写真のように
錘(ガバナーウエイト)が遠心力で外へ開く
Aの切り欠きとBの出っ張りがかみ合っているので
ガバナーの動きに合わせAの部品の角度がかわり
ポイントの開閉時期変えるというものなのだが
何度やったろうか。
ヘッドがおりている状態だと、どうって事はないのだが
車に積んだ状態ではヘッドの横向きに付いており
細かいビスが付いているのでとてもやりにくい。
点火時期をあわせるために何度も何度も繰り返す
ガバナーの野郎に翻弄されるその2

この部分はカムシャフトにつながっており
組めるようにしか入らないはず・・
間違うはずのない部分(この先入観が・・仇となる)
タイミングベルトも何度も確認した。
あとは何が考えられるのだろう・・


きちんとあわせて入れたつもりでも
エンジンの回転をあげると 点火時期が早くなったまま

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   上のAとBが正しくかみ合った状態
   これが正規の入れ方・・
ガバナーの野郎に翻弄されるその3

どうしても原因がわからずバラして机の上で組みなおしてみると・・
組めるようにしか入らないと思っていた部分が・・なんと
AとBがかみ合わない状態でも入る事に気づいた
あああ 原因はこれだったのか
1回目にエンジン組んだときも ぜんぜん点火時期が合わなくて
これが原因だったのか・・
うーん 間違うはずがないなどと素人のくせに
妙な先入観でいたことが仇になった

白く塗った部分がガバナーウエイトの出っ張り

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   上のAとBがかみ合っていない状態
   これが諸悪の根源!!!!!
ガバナーの野郎に翻弄されるその4

正しい位置に組みなおし 再度調整
さっきより相当いいのだが まだ進角したまま戻りが悪い

指でガバナーウエイトを押すとガタがあるようだ
念のためスプリングをはずし針金で進角しないように固定してみた

当然だが進角はしないものの点火時期は変動せず安定する
先入観や たぶん・・で作業するとまた失敗するんで・・
原因はガバナーにありと突き止めた!

そこでスペアの部品(前回動いていたときに使っていた)
と交換し解決した。
この余分な作業でおおよそ1日をつぶす・・
ウエイトの付け根部分が磨耗してクラクラしている
こんなところはあまり壊れないと思っていたのだがなぁ

点火時期があったところで 入念なキャブ調整をする

空気の吸入量はビッタリと決まる
友人から
「アイドリングだけじゃなく、実用回転域でチェックしなきゃだめ」
と助言を受けていたので回転をあげてチェックする。

あとはパイロットスクリューで決めるのだが
マニュアルではパイロットスクリューを左右にまわして
回転の上がる位置にするという事なのだが
この部分は正直あまり自信が無い
あとは実走行をして細部を煮詰める予定
更なる進化を求めて 点火コイルの前に 電解コンデンサーを追加

「○○イナズマ」とか言う名称で販売されているが考え方としてはコンデンサーは電気をためることができるので回路に並列に入れる事によりバッテリーの容量を増やしたような効果が「理論上」期待できるということだと思う。カーオーディオのアンプような電流変動の激しいものには効果があると思う。がコイルに対してはどうか??コイルの仕組みは2個のコイルの片方に電流を流しその電流を止めるともう片方のコイルに高電圧が発生しプラグがスパークするという事なのでオーディオアンプなどとはちょっと性質の異なるものであるが、安定した電圧をコイルに加えるという意味では効果があるのでは・・という期待をもってジャンク箱から適当なコンデンサーをつなげてみた、測定用のタコメーターの針は安定する・・なんとなく良いような感じ

さっきのコンデンサーではあまりにも見栄えが悪いので、小ぶりのコンデンサーを探す。 「○○イナズマ」ではいろんな容量のコンデンサーを組み合わせているのだが・・コンデンサーは容量性リアクタンスというものがあり直流は流さないが交流に対しては抵抗成分を持つ。従って交流に対しては様々な容量のコンデンサーをつけることは意味があるのだが、車の12Vのような直流に対しては何の意味があるかは私の少ない知識ではよくわからない
で2200μFのコンデンサーを並列に2個つなげた
(抵抗は並列にすると値が下がるが、コンデンサーは逆で並列にすることで値(容量)はあがる)

製品化されているものはバッテリー端子への接続ですが
私はコイルの直前に挿入しました。、一次コイルのオンオフはアース側で行っているので問題ないと思います。これがプラス側でオンオフされているとバッテリーからの電源供給が遮断されたあともコンデンサーに蓄えられた電気が短時間ですが流れるのでだめだと思います。
さて〜 車検取得後 ガスケット抜けで少々気落ちした時期もあったのだがこうして完成してみると(まあ もう少し走らせてみないとわかりませんが)
やっぱりあきらめなくてよかったと思う。
あそこであきらめたら今までの作業は何になる・・
という後悔の念が残ってしまう。

でかねてより気になっていたルームランプを直す
ビビオという軽のルームランプをヤフオクで発見
なんとなく形状があいそうなので購入
真ん中の出っ張りを切り取って、ライフのルームランプの
土台にビス止め、スイッチをライフの接点に合うよう
パテで肉盛して鉄板を貼り付け完成〜
テストで電源につなぐと成功!
欲をいえば もう少し小ぶりで薄ければ
ベストだがあまり違和感もなく いい感じ

ところが・・事前にチェックした時はちゃんと12Vが来ていたにもかかわらず、装着後はなぜか電気がこない
ヒューズ問題なし ルームランプ本体問題なし

原因不明(おそらく劣化したコードがどこかで断線)
こんな事のために天井の内張りを剥がす元気はない
中に電池仕込んで高輝度の発光ダイオードでも仕込むか
しかしな〜それもなんか面倒だし
とりあえず放置・・笑

あとはフルトラセンサーのコード、デスビー回りの防水加工
など細部の手直しをすれば完成
スタッドレスを装着すれば走行可能な状態になった

このあとは・・

1実家のスペアから内装一式移植
(明るい茶色なので躊躇しているが)
2熱線リアガラスの配線
3電動ウオッシャー配線
4オーディオ小細工
5カーナビ装着

6ソレックス装着の予定・・

で本田的生活は終了かな??笑

フルトラセンサー部分の加工説明
(どこの家庭にでもある材料ばかりですのでどなたでもカンタンに・・・できるなら友人に頼むなよ〜と一人突っ込み 笑)


1 アルミLアングルの端材をフルトラセンサーのパーツが付くように加工しさらにポイント等が付くプレートにネジを切る 2 取り付けの状態、バキューム進角でこのプレートは動くのでセンサーから伸びているコードとの干渉を避けるためデスビーのボディを若干加工しています 3 センサーのもうひとつの部品の加工のため鉄の丸棒をポイントのヒールを押し上げるカム状のパーツの外周にあわせ削る
4 できた部品を丸棒から切り落とし、センターに溝を切る。写真は装着時と逆向きですが天地の位置関係がずれないように片方が(写真では下)つば状に出っ張っています 5 本来はリング状のものに180°方向に羽が付いている部品を切り離し、羽だけの状態にする。作成中電話で打ち合わせの際に、説明しやすいように友人とこのパーツの名前を「ちょうちょ」と命名した 6 先の「ちょうちょ」を4の部品に差込溶接する
7 固定用のイモネジを切る 仮止めした状態 8 鉄製のため、メッキ加工を施す 9 装着の状態、この後点火時期に合うように「ちょうちょ」の位置決めをしエポキシ系接着剤で固定。本来は溶接のほうが良いと思われる


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